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子どもの英語教育は何歳から始める?年齢別メリット・デメリットを解説

2023 6/07
子どもの英語教育は何歳から始める?年齢別メリット・デメリットを解説

「子どもの英語教育を何歳から始めるべきか」と悩んでいる保護者の方へ。

一般的には、早ければ早いほど良いとされていますが、それでも具体的な年齢が分からないと迷ってしまうものです。早期教育の落とし穴もあります。

そこで今回では、年齢別に英語学習をスタートするメリットやデメリットを紹介します。

「いつから英語を学ばせようかな」と困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

3歳以下で英語教育を始める場合

「早い段階で英語に触れたほうがいいのでは」という考えのもと、3歳以下で英語教育を始める親御さんもいます。

ここでは、3歳以下で英語教育を始めるメリットとデメリットについて紹介します。

メリット1.耳が英語に慣れる

幼い頃から英語教育を始めると耳が英語に慣れます。

いわゆる”英語耳”と言われるもので、英語の音を聞き分け、正しい発音で話せるようになります。

ある程度成長すると日本語に慣れてしまい、「L」と「R」の違いが分かりにくく、聞き取りも発音もなかなか上達しません。

だからこそできる限り早い段階で正しい英語に触れておくことが、スムーズな英語習得につながるのです。

メリット2.英語環境に馴染みやすい

子どもの英語教育は「いかに苦手意識を持たせないか」がポイントです。

早い段階で英語環境に触れるようにすると、英語に対する興味や好奇心を持ち、英語環境に馴染みやすくなります。

英語を身近に感じて、自然な形で英語を身につけられるでしょう。

デメリット1.言語でのやりとりが難しい

3歳以下の子どもは、言語でのやりとりがまだ難しい場合があります。

日本語でも「言葉がうまく出てこない」「会話のキャッチボールができない」状態の子には、英語教育はまだ早いかもしれません。早期教育のやり方によっては、日本語も英語も中途半端になってしまいます。

英語での授業や会話が理解できず、あまり身につかない可能性も考えられます。

5歳程度で英語教育を始める場合

5歳といえば幼稚園・保育園の年長クラスです。

「小学校に入る前に英語教育を始めたい」と考える保護者にとってタイミングが良いと言えます。

ここでは、5歳程度で英語教育を始める際のメリットとデメリットについて紹介します。

メリット1.日本語でのコミュニケーションができる

5歳程度なら既に日本語でのコミュニケーションができるようになっています。

英単語や表現を日本語へ置き換えて考えるため、深く理解できるでしょう。

メリット2.英語を吸収しやすい

5歳頃は、脳が英語を覚えやすい「臨界期」にあたります。

簡単に言うと、”スポンジのように吸収できる”年齢です。

この時期に英語教育を受けると、将来的に英語を自然に使えるようになる可能性が高くなると考えられています。

デメリット1.無理強いすると苦手意識を持つかも

5歳になると言葉や思考力がアップしているため、はっきり「イヤ」「やりたくない」と拒否することもあるでしょう。

ここで難しい英語教材を与えると、「英語は苦手」という意識を持つかもしれません。

また、英語が理解できないことで学習に対するモチベーションが下がるリスクも考えられます。

7歳程度で英語教育を始める場合

7歳は小学校へ通い出す年齢ですから、3年生からの必修科目「英語」も意識しますよね。

私達アクティメソッドは、小学生になったらなるべく早く英語学習を始めてほしいと考えており、原則小学校1年生から通えます。

ここからは7歳程度で英語教育を始める際のメリットとデメリットについて紹介します。

メリット1.人に教わることに慣れている

7歳にもなると、学校や習い事などで人に教わることに慣れてきます。

集中できる時間も伸びていくため、しっかり先生の話を聞くようになり、英語が身につきやすい年齢です。

メリット2.学校での授業が始まる前に身につく

小学校3・4年生では、外国語活動(主に英語)として週1コマが用意されています。

聞く力や話す力を養うのが目標ですが、これまで英語に一切触れてこなかった子がついていくのはなかなかハードです。

学校での授業が始まる前(1〜2年生)の段階で、英語を学び始めた方がスムーズに理解できるでしょう。

デメリット1.日本語教育とのバランスが難しい

7歳程度で英語教育を始めると、日本語教育とのバランスが難しくなる場合があります。

2つの言葉を話せる人を「バイリンガル」と言いますが、どちらの言語も中途半端になってしまう人を「セミリンガル」と呼びます。

思考力が高まるこの時期に英語ばかり勉強していると、日本語でも英語でも深く考えられなくなるといった懸念の声が挙がっているのです。

そのため、母国語である日本語の教育もおろそかにしないことが重要なポイントです。

10歳程度で英語教育を始める場合

10歳程度からの英語教育には、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット1.英文法を理解できるようになる

10歳前後になると、英文法も理解できる子が多くなります。

「英語には日本語と違うルールがある」と理解することで、正確かつ自然な英語表現を身につけられるでしょう。

メリット2.高校受験・就職に役立つ

10歳前後で英語の基礎を身につけておくと英語力が伸びやすく、高校受験や就職活動において有利になります。

将来的に海外留学や国際的なビジネスを目指しているなら、遅くてもこの頃から学ぶことをおすすめします。

デメリット1.中学受験との両立が難しい

10歳前後は中学受験の準備が始まる時期です。

学校や塾の宿題が多くなりますし、英語学習の時間がなかなか取れないケースもあるでしょう。

「忙しすぎて嫌」「分からなすぎて、やる気が出ない」と子どもが思うようなら、英語を含めた勉強が嫌いになってしまうかもしれません。

まとめ

英語は、子どもが将来的にグローバルな社会で活躍するために欠かせないスキルです。

私達アクティメソッドは、小学生になったらなるべく早く英語学習を始めてほしいと考えていますが、お子様の年齢・性格・状況によってベストなタイミングは変わります。

「自分の子どもには、何歳から英語を学ばせるといいのか」と考えている方は、年齢別のメリット・デメリットを確認した上で検討してみてください。

アクティメソッド横川駅前校(広島)は2023年4月4日に開校するので、気になる方はぜひ体験レッスンを申し込んでみてくださいね。

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